－ 令和４年度醸造 蔵近況 －

一歩一歩、新体制での酒造りに。

秋に酒造りをスタートし、新年を迎えました。先日、一本目の留仕込を行いました。今期は新体制で臨み、洗米、蒸し、麴、酒母、醪と全面的に社長が行っています。

 基本をより丁寧に、変化よりも深化を。特に麴作りは蓋麹（ふたこうじ）を増やすなど、より逞しい麹を目指しています。
また何十年も使わずに置いたままだった古い道具を片付けたり、照明を増やすなどして、見通しと動線を改善。環境面でもより良く酒造りへ集中できるよう整えています。
仕込は大小合わせて1２本の予定。生酛６本、速醸酛６本。お米は山田錦と玉栄。コロナ等の影響により、例年より減石（げんこく・造る量を減らす）しています。今年は生酛玉栄60％を休みます。
また昨年、半世紀以上に渡って務めてくださったパートのYさんが、90歳をもって退職されました。梅津酒造四代、五代、六代目と支えてくださいました。その後中々ご縁を頂けなかった新しいパートさんも、昨年の暮れには沢山の方が応募してくださり、とても助かっています。蔵の雰囲気も賑やかになってきました。

年明けから日を追って体制が固まってきました。変化の多い年ですが、だからこそ「基本を大切に。堅実に造る」を心がけ、皆造（かいぞう・一冬の酒造りが終わる）まで蔵一同頑張ります。
今年もどうぞよろしくお願いします。

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     ・R4BY 梅津の生酛『生原酒』と『笊（ざる）』

ご案内は搾りの時期が近付いてから、再度差し上げます。おおよそ、2月上旬～中旬のご案内を想定しております。
「玉栄80％」「山田錦60％」「山田錦80％」の３種類です。
(※玉栄60％は、今年はお休みします。)

・Ｈ27BＹ生酛 山田錦60％が最終瓶詰め

平成27年醸造の生酛山田錦60％の原酒、加水が最後の瓶詰めとなります。
この年は琴浦町大父(おおぶ)の山本ファームさんの山田錦で仕込みました。生酛造り８年目、当時の帳簿には「タンクから泡がこぼれそうで大変だった」と書いてあります。

表示価格は全て鳥取県での庭先渡しの価格です。鳥取県外では別途運賃等が掛かります。 酒販店以外のお客様は、日頃当蔵のお酒をお求め頂く酒販店へご注文下さい。 お問い合わせは　　 梅津酒造有限会社　鳥取県東伯郡北栄町大谷１３５０ 電話　０８５８－３７－２００８　ＦＡＸ：0858-37-2023　E-mail:contact@umetsu-sake.jp